2008年5月24日、アムールトラに3頭の子どもが生まれました。
釧路市動物園では初めてのアムールトラの出産ということで、
出産予定日を控えて室内観覧通路を閉鎖、
産箱内にはモニターカメラを設置し、
また人工保育を行なうことも考えて準備を整えていました。
出勤直後の職員が確認したときには、床にいる動きのない3頭の子を確認、
獣医師によって仮死状態であるという状況判断から、
ただちに子を取り上げ、お湯に入れマッサージを施しました。
オス2頭(約1040g、約830g)、メス1頭(約890g)でしたが、
このうち一番小さかったオスがまもなく天国へ行きました。
元気になった2頭と天国に行ったオスも、両手足が曲がっている状態で
今後、立ち上がっての歩行が大変むずかしい状態であると判断しているところです。
このような状態であることから、動物園では日本動物園水族館協会のネットワークを通じ、
今後の飼育に関係する情報収集などを行いながら、
獣医師および飼育担当など職員が連携を取って懸命の保育に努めています。
以上が公式釧路市動物園のページですが 生きようとする力 感心した
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